舞台『薔薇と白鳥』への想い

昨日見てきた舞台『薔薇と白鳥』を書き残そうと思ったけど、先にここに至るまでの自分の気持ちを書いておこうと思って。

開幕前にやっておくべきだったなって後悔もあるけど。自分の気持ちを文字にするのはちょっぴり恥ずかしいけど。

ここに綴るのは日も浅いながら、大好きな八乙女光さんを追ってきた、大したことない女のほんの少しの独り言です。

 

 

私のジャニヲタ人生の中で初めての舞台。

初めての自担の舞台。

 

『薔薇と白鳥』

 

光くんにとっては『殺風景』以来4年ぶりの舞台。

私は『殺風景』を観ることができなかったから光くんの口から『殺風景』の文字が出る度、悔しかった。もっと早く光くんを見つけていれたらどんなに良かったか。色んな人のブログを読み漁り、俳優・八乙女光がどんな姿で立っていたのか、想像することしかできなかった。

「光くんは演じるっていうよりも取り憑かれてる、憑依型!!!」って言われててさ。

…憑依型?なんだなんだ?乗り移るのか?

とにかく憑依型の八乙女光を自分のこの目で見たいって心底願ってた。

 

そんな時かな、昨年のl/Oツアーパンフレットで光くんが言った言葉。

 

「芝居、作詞作曲、楽曲、バラエティーと色々やりたいことが浮かんだけどとりあえずバラエティーおじさんというゴールを決めることで楽になれたんです。」

 

 

え?

なにそれ?って正直思ってしまった。

 

もう光くんの舞台での芝居を見ることは出来ないの?なんで1つに絞らなきゃいけないの?オールマイティに活躍することは光くんが目指す未来にはないの?

 

 

そのあと光くんはこう言葉を続けるんだけど。

 

「だから、今の自分の軸足はバラエティー。と言いながら、久々に『孤食ロボット』で芝居をしたら、やっぱり役を演じる作業が楽しくて芝居やりたいなって欲がわいちゃってます。」

 

 

やっぱやりたいんじゃん…………素直にいいなよ!!!ねぇ!!!!なんで!!!何かを犠牲にしようとするん!?!?やりたい気持ち押さえつけてるんじゃないの!?!?って。すっごい悲しいというかやるせなさっていうかなんていうか、もどかしさで堪らなかった。堪らなかったなぁ…。

 

 

そうやって悶々とする日々だった。

光くんには舞台のお仕事こないのかな…彼が舞台に立つ姿を目の当たりにすることはないのかなって…

 

 

時は流れてツアーパンフを目にした時から約3ヶ月後。

 

 

私の気持ちはだいぶ浄化された。スッキリした。なんでか。それは、

 

『Myojo 八乙女光 10000字インタビュー』

 

これはでかかった。私の中で物凄い記事だった。この時ね、ファンはだいたい感じてたことが一緒だった気がするの。八乙女担はもどかしさでいっぱいだったんじゃないかな。

JUMPのメンバーとの関係性はもちろん聞かれるんだけど、その時ちょうど他メンバーが光くんのこといじりすぎてるんじゃないか?ってTwitterで言われてたこともあった。その件だったり、芝居ははもう諦めたのか?とか。ファンがしたのはそういったド直球の質問だった。 

ファンは全力で質問を投げたし、インタビューするMyojoの人もそれをちゃんとキャッチして光くんに渡してくれた。

聞きたかったことが全て聞けた。『殺風景』後、光くんに演技のお仕事はドS刑事くらいだった。2016年はゼロだった。

そんな時、『孤食ロボット』への出演。

 

「"俺に芝居の仕事くるの?バラエティーでキャラ崩壊してますけど、いいんですか!?"って。」

 

嬉しかったんだろうなぁ…。ほんとに。

私も嬉しかった。ぺろっぺろのオットリ光くんが見れて楽しかったなぁ。

 

芝居について、光くんは

「忘れなきゃって思ってたのかもしれないけど、"芝居をやりたい"ってメラメラ燃えてた気持ちが復活した。」

「もっと柔軟性の高い人間になりたいなって。"バラエティーおじさんになろう"って決めた時みたいに振り切らなければ生きていけない人間じゃなくて、芝居の仕事がきてもびっくりせずに"頑張ります"って自然体で言える人間になってたいなって。何かをするために、何かを犠牲にしなくてもいいって思えるようになったのかもしれない。」

 

よかった。

光くんにその考えが出てきてよかった。

バラエティも芝居も歌も全てやればいい。

光くんが行きたい方向に行けばいい。どこまでもついて行くからやりきってくれよ。自分なんかって妥協や諦めで自分の限界を決めないで欲しかった。光くんが輝いてる景色をずっと見たいと思った。

 

ここまでが10000字で語ってくれたお話。

 

 

その後I/Oドームツアーがあって、元旦には宮城の観光キャンペーンイメージキャラクターに就任されたんだったな。

 

2018年、光くんは何か変わるかもしれない。ってうっすら思った。スクール革命の占いで魚ちゃんのランキングも良かったしね!笑

 

 

2月の寒い朝、八乙女担からのLINEで目が覚めて光くんの4年ぶりの舞台が決まった。

 

やっと。

やっときた。長かった。

やったね、光くん。

 

その前夜Twitterで舞台説流れて大荒れしてたけどね(小声)

 

でも確かに舞台が決まった。また光くんが舞台に立つ。朝から手の震えが止まらなかったのは寒さのせいではないはず。

清々しい朝だったな〜、晴れてた朝だったと思う。(曖昧)

 

舞台が近づくと雑誌の露出も増えて沢山の話を聞くことができた。

マーロウかシェイクスピアどっちがいいか決めたのは本人達の希望であること。2人だけで先にG2さんに稽古をしてもらったこと。どうしてマーロウを選んだのか。など。

 

その中でも5月発売のBARFOUT!で光くんが話していることが印象に残った。

 

「以前舞台をやってからその後も舞台をやりたいと思っていて、ほかの舞台も観に行かせてもらっていたりした時期があったんですけど、なかなかお話がこなくて、ちょっとやけくそになってたんです笑 そしてバラエティ番組に集中しているうちにこのお話がきて。ビックリしたんですけど本当にやりたかったので、その気持ちを爆発させられたら良いですね」

 

そう言えば、光くんの目撃情報でるのって大体舞台、コンサートの見学だったよね?

 

そりゃあそうなるよな!!!!!

こんなにアピールしてんのに誰も捕まえてくれないんだもんな!!!!?

 

光くんもやけくそになるんだって分かって安心した。悔しくて悔しくてしょうがない日もあったのかななんて。見えないところで凄い熱量を持ってるんだろうな〜、色んな想いがあるんだろうな〜。光くんはあんまり教えてくれないから。後出しすることもあるし。…好きだなぁ。

光くんのそういうところが好きです。

 

そんなこんなで舞台当日まで、自名義全滅したのを八乙女担の女神様に救ってもらったり、雑誌を買って並べたり、サタジャニを朝っぱらから手に入れに走ったり。Twitterの自己紹介欄?でカウントダウンしたり。

 

発表から舞台開幕までの約100日間

すごい楽しかった。長かったようで短かった。

 

いや、100日間だけじゃなくてもう何年も前からこの時を待ち望んでた。

って考えたらやーーーっぱ長かった!!!

 

遅いよマーロウ。

光くんを迎えに来てくれてありがとう。

 

 

これから千秋楽まであっという間に駆け抜けてしまうのだろうけど光くんにとってかけがえのないものになりますように。

 

舞台 『薔薇と白鳥』  

怪我せず最後まで走りきれますよう心より祈っています。